本条書道教室  

冬休みの書初め宿題お手伝いします。
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私について

自己紹介

本条聖暁 (俊明)

・1972年3月31日生まれ 52歳
・神戸市出身
・家族:5人 妻 ファッション好き:長男(大学2年生 自転車プロロードレーサー挑戦中)長女(高校3年)なにわ男子推し 次男(高校1年)ゲームにはまってます
・関西大学卒
・中高 バドミントン部 大学 基礎スキー部
・好物 さくらもち

大学卒業後 → セキスイツーユーホーム大阪 住宅販売営業 5年→土木資材関連レンタル営業 6年→クインタイルズトランスナショナルジャパン 外資系CSO 4年→ノバルティスファーマ株式会社 医薬情報担当者 11年

2021年7月 ノバルティスファーマ株式会社 早期退職

2023年より第二の人生を書道を生業として挑戦中!!

書道のきっかけ

40歳半を過ぎ、サラリーマンとしての先が見えてきたことや早朝から深夜まで日々の激務・厳しいノルマで疲弊している毎日でした。

”こんな疲れ切った人生でいいのだろうか?”

でも世の中の人々と同じで家のローン・子供たちの将来の教育費・家族のため、自分のため、会社のためと仕事をやるしかないと悶々とした毎日でした。

ある日、ふと立ち寄った本屋で”定年後”というの本を手に取りました。

その本には
・人生80歳時代、定年後には8万時間も自由な時間があり、現役時代より膨大な時間が残る
人生後半”いい顔”でいるために50歳から定年後の助走準備を
趣味で終わるのでなく、自分個人で生活できるまでに昇華させる

しかし、いざ何かを始めるに当たっても何も浮かばない、、、。

当該書籍に
”小さいころに遊び心で集中してたものから始める”
と書いてました。

勉強せずに”教科書の漢字をいつもなぞってた。
”もしかすると”書”が向いてる????

聖融書道会 加藤聖岳先生との出会い

たまたま営業ルートにあった書道教室の看板聖融書道会を思い出し、直ぐに電話をかけました。

2016年11月の第三木曜日。初めて教室のお稽古にいきました。

教室の加藤聖岳先生はご年配の方を想像してましたが、これがお若い!!その当時40歳後半だったと思います。

教室には20人以上の幼少の方から大人の方まで。
大人の方は、恐ろしいぐらい上手い方々で書道の猛者ばかり。
場違いなところに来てしまったと、後悔したのを覚えてます。

加藤先生が初めにこれを書いてくださいと、今月の競書手本を書かれました。

”世の中にこれほど字を上手く書く人が存在するのか”

感動と共に衝撃を覚えたことを今でも鮮明に記憶しています

筆触・角度・疎密の変化・潤滑・紙と筆が織りなす音、等々、、、、。

それもそのはず

加藤聖岳先生は数々の全国展覧会で大きな賞を受賞されている飛ぶ鳥を落とす勢いの新進気鋭の書道家でした。

また加藤聖岳先生が主宰する聖融書道会は、幼児から大人まで生徒数数百人を有する香川県最大規模の書道教室でした


書の腕前もさることながら”お人柄が最高”これは通ってる書友皆様言われます。お弟子さんも既に教室運営されてる方も多数おらます。

たまたま電話したことが加藤先生という最高の師匠との出会いとなり、新たな人生の運命を感じました。

書道オタクの道

書を始めてまもなく、加藤先生に数百人の生徒さんをお持ちで毎日ご多忙で大変ですね?と尋ねると

”いやいや、書を教えていることは仕事のような趣味のようなあまりストレスもないんです
お稽古に来てくれる生徒さんたちに感謝する毎日です”と。

まあ色々おありだと思いますがあまりストレスがないとされりと言われ、同じ年代で書と共に加藤先生の生き方に憧れました

加藤先生に早く上手くなるにはどうしたらいいですか?と質問。

すると加藤先生はズバリ。

”まずは少しの時間でいいから毎日筆を持つこと”

これを聞いた私は毎日筆を持ち、更に短時間教室を持つにはどうすればいいのか、、、、。

目標を立て実践しました。

まずは毎日何があっても筆を持つ
を確保する
通常の師範ルートは最低10年以上かかる。全国展覧会に入選し、飛び級で師範までたどり着く

A:既に教室を運営されてる方は書道歴が30年以上の方々でした。
そこで早期に追いつく為にまず仮説を立てました。

①小・中・高 月3回から4回の1時間のお稽古と自主練習で
 月12時間~15時間/年間180時間から200時間×12年 2400時間 
②社会人20年×年間200時間~250時間       5000時間

これをでやるには、、、、

1年1500時間
ひと月 125時間
週  32時間

→ 平日時間土日祝日 12時間 と仮説を立て実践

早朝から深夜まで仕事で多忙の毎日でしたが
・早朝4時30分に起床し7時30分まで3時間毛筆の基礎と古典の臨書
・夜はどんなに疲れていても1枚は書く、と毛筆練習
・日中、時間あれば硬筆と書道本で研究・目習い
・土日祝日は終日、ほぼ書道 楷・行・草書・隷書・半切・二八書
・県外出張時・家族旅行時でも書道道具持参し、練習

加藤先生から”本条さんよく練習されてますね~”練習しすぎですよ(笑)とよく言われてました。

の確保と全国展覧会

これが非常に難しい奥深すぎる書道の世界でした。今でも難しい。

疎密の変化?とは潤滑とは?余白の美とは?深度・角度・筆法。
使う道具は兼毫筆か羊毛筆か、太さは?紙は?、墨の摺り具合は等々。

誰をモチーフに書くか。張瑞図・王鐸・董其昌・呉昌碩、、、、。

また全国展覧会の出品する方々は書の趣味を超越した猛者たちの集まりの中での戦い

加藤先生の教えを基礎とし、古典やいろいろな筆法、書友の先輩方のアドバイスを自分で咀嚼し作品作りに反映させてました。

加藤先生のご指導の甲斐あって、全国展覧会出展3年目で初入賞。
それから4年目連続で入賞させていただきました。

2023年に念願の日本書芸院で師範資格を取得。

それまでには早期退職・体調不良による療養などほんと色々ありました。
しかし書を上手くなりたいという熱は一度も冷めませんでした。

加藤先生からは今まで出会ったお弟子さんの中で、本条さんが最も早く上手くなった方です。

普通の生徒さんの5倍のスピードです。とうれしいお言葉をいただきました。

2023年、加藤先生から聖融書道会愛媛支部長として活動する許可を頂き、第二の人生を念願の書道教室を始めることができました。

これもひとえに加藤聖岳先生・先生の奥様・書友の皆様・妻はじめ義理の父母、子供たち、学生時代の友達等、皆様の支えあってことです。

誠にありがとうございます!!

課長島耕作の作者弘兼憲史さんが、ご自身の著書で以下のようなことを書かれてました。

人生後半になったら遠慮なんていりません。
堂々とオタク的な生き方をすればいい。
なにかにとことん熱中する。
夢中で何かに取り組む。

オタクを極めてプロになる

私は書のオタク道を突き進み、人生後半”いい顔”でいられるよう今後とも精進していきます。

生徒の皆様には私が学んできた書を分かり易く丁寧にお伝えできればと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます